魔法少女まどか☆マギカ


撮りだめてたやつ3日かけて一気にみたけど濃密な時間を過ごせました。
邪道に見せかけて実は王道っていう。


ジャンル全く違うけどグレンラガンを見た後の感覚に近かった。過去の全てのロボットものへのオマージュがグレンラガンだとすればまどかは過去の全ての魔法少女たちへのオマージュだと思った。


進化の螺旋が数多のロボットヒーローたちを支えてきたように、これまで数多の魔法少女たちを支え続けてきた夢と希望。どれだけ絶望にまみれた世界を描こうとも、そこはきっちり信じて外さない。だからどれだけ邪道な色付けでも王道になってしまうわけですよ。虚淵玄に(ある意味)ブレなし。


……まぁ、某ZEROには色々と言いたいこともあるんだけどな。



なんか久しぶりに日記書いたら、うまく続きを読む記法にならんですよ?
とりあえず以降はネタバレなので注意。




で「ワルプルギスの夜」って、たぶん過去の魔法少女達の「呪い」の塊って理解でいいのかな。魔女の負のエネルギーに打ち勝てるだけの、魔女よりちょっと大きい魔法少女の正のエネルギー。その正のエネルギーに等しいだけの新たな「呪い」を魔法少女達は最後に吐き出し続けるわけだから、魔法少女が誕生するたびに、「呪い」はエントロピー無視して増大し続けていくわけだ。ちょっと酷すぎですぅ!!! ><。。


11話の時点でこれどうやって決着つけんのかな、とか思ってたら、まどかはその魔法少女達の「呪い」を引き受けることを願う。全ての魔法少女達が、最後まで夢と希望を見続けていられるように、まどかは彼女たちの「希望」になったのだ。見てる俺、握り拳ぐっ! ですよ。魔法少女達の「呪い」が消え去っていくと同時に崩れてゆく「ワルプルギスの夜」。残ったすべての因果はまどかによって受け止められる。(って、ああ、「ワルプルギスの夜」の下の歯車は「因果の歯車」ってことか、書いてて今気づいた)


んで上位存在になったまどかが、焔の全てを理解してあげたのがまた良かった。つーか、11話で自分とまどかの時間のズレについて苦悩する焔に、ちゃんと救済が用意されてるっていう。よく出来てるわ〜


なんかラストの羽生やしてる焔とかがよく判らんかったけど、まぁ、満足。