性愛学園ふぇち科


ある日、突然の雷によって異世界に迷い込んでしまった主人公と双子の姉妹。ほとんど元の世界と変わらないその世界は、ただ一点、なぜか露出系ルックが当たり前の世界に変わってしまっていたのであった(※ 女の子限定)。普通の女子校生たちが、紐ビキニやら透け透けレオタードやらで街中を闊歩するこの世界に適応すべく、双子姉妹たちも否応なく露出系ルックに身を包むことになるのである!



はっはっは、せ・き・ら・らは馬鹿だなぁ。



ということで、とにかく露出ふぇち向けゲームなのです。普通の背景画に登場するモブの女の子ですら、Tバック・Tフロントで歩いていたりするので、何だか全てのCGが異様にシュールですね。うはぁ、なんか僕ってこういう露出系ルック大好きだったんだなぁ。そういや、昔はピンクサターンとか見て興奮してたしな。(あ、そんな場末のアイドルユニット誰も知りませんか、そうですか)


ただし露出系ルックといっても、この世界ではそれが当たり前なので、誰もその格好を恥ずかしがったりしないのが好みの分かれる所でしょう。僕もまぁ、『催眠学園』みたいなMC系の非日常シチュとして楽しめなくもないのですが、やはり僕としては恥ずかしい格好で羞恥に悶える女の子こそを見たい! このゲームの前身といえる『裸エプロン学園』(今作とほぼ同じコンセプトで、ある朝目が覚めると女の子たちの服装が何故か裸エプロンに…以下略)は、そこがネックで熟考の末スルーしてしまったのですが、今回は主人公と一緒に異世界に迷い込んだ双子の存在が僕的には最高でした。


まぁ、双子の妹の方は根がアーパー系なので、むしろ水を得た魚のように嬉々として露出ルックに身を包むのですが、姉の方の悠姫は身だしなみに人一倍五月蝿く、しかも周りの目をもの凄く気にする娘なんですよ。でも真面目で責任感が強いので、学校をサボったりすることもできず、仕方なくセクハラ度100%のハイレグセーラー服で登校したりするのです。


この娘が文化祭で、リボン身体に巻き付けただけみたいな格好でウェイトレスしたり、ニプレス&前張り&シースルーの巫女服で神社のバイトをしたりするわけですよ。もうね、僕はエロシーンに突入するまで辛棒たまらずに立ち絵で2回も以下略ですよ。(;´Д`)ハァハァ


シナリオの方も、周りの目を気にして付き合っていることを隠したがる悠姫が、しだいに開き直ってバカップル化していく過程とかが良く描けてて結構面白かったんですが、少し物足りなかったのが肝心のエロシーン。構図とか服装とか、せっかくの露出系ルックがあまり生かされていない感じなんですよね。極細ビキニとはいえ部屋のなかじゃ下着とあまり変わらないし、透けレオタードもイベント絵だと透けてる感じがイマイチ。巫女服もあのデザインなら後ろからより前からの方が見栄えしたと思うし、ウェイトレスや体操服にいたっては本番がないんだもんなぁ。ああ、不完全燃焼だ…。


アレとかコレとか色々と惜しい所を感じるのは、何だかんだ言って気に入ってる証拠なんだろうなぁ。実際の所かなり使えたし、この路線は次もやって欲しいです。