何処へ行くの、あの日


例によって、また朝の4時過ぎ。もちろん今日も明日も仕事だしな。

その後、青井さん → 千尋 → 絵麻 の順でコンプ。青井さんは別にキャラが悪い訳じゃないんだけど、シナリオの纏め方が気に入らない。独り善がりな悲劇で終ってしまったように思う。黒い獣とかも別にたいした伏線ではなくて、正直、シナリオの存在自体が数合わせっぽい。千尋と絵麻は順番固定で最後にしかプレイできない仕様だったらしく、一気に伏線が回収されていく。ふーん、ちょっと『水月』っぽい話だったんだな。別に似てないし、むしろ方向性としては逆なんだけど。

えーと、総括としてはまぁまぁ、ですかね。瞬間最大風速はクライマックスよりも一葉の所でした。ラストはハッピーエンドと言えるのかなぁ。まぁ言えなくもないかな。個別エンドはスッキリしないし、ギャルゲとしては満足度は薄めだと思う。

僕の好み(あくまでキャラクターに関して)は、 一葉>桐李>>>青井さん>絵麻>千尋 だったのでワリと勝ち組だけど、もし義妹(絵麻)が本命だったら、とてもじゃないけどハッピーな気分にはなれなかったと思う。プレイ中、「義妹」という設定を忘れてしまうぐらいに背徳感に満ちていたのは評価できる。これならいっそ実妹の方が良かった(つまり、義妹とイチャイチャしたい人にとっては地雷シナリオとも言える)。

完全にシブ好みな人向け。コンシューマ移植が決定してるらしいけど売れるわけない(キッパリ)

………いや、内容の良し悪しだけの話じゃないですよ?