はるのあしおと

はるのあしおと DVD初回特典版

はるのあしおと DVD初回特典版


HDD容量が3.5G必須で、5.0G推奨ですってよ。き、きつい…。しかし演出のデキを見ると納得させられてしまいますね。めちゃくちゃ金かけてそうです。

はっきり言って僕は、このminoriというメーカー名からして気に入らなくて、「マイノリティなんて目指してどうすんねん!」と、ここのゲーム一作もやってない内から既にかなりのネガティブイメージを持ってしまっていたワケですが、この『はるのあしあと』の序盤をプレイする限り、どうやらそれは偏見だったと認めざるをえません。でもあやまらないからなっ!(捨て台詞)

まぁ、序盤から覗うに、おそらくストーリーとしてはそう目新しいものではないのでしょう。何も見えない暗闇の中、不安に怯えて引き篭もろうとする主人公が、かって好きだった人との何気ない思い出に勇気を得て、一歩を踏み出す所から物語は始まります。この序盤を見ただけでも、「ああ、主人公が先の見えない不安と向い合っていく物語なのね」と、物語の方向性が読めてしまうわけですが、そういう「読みやすさ」は別に悪いことではないと思います。それはつまり、描き手の伝えようとしている事が序盤から明確になっているからであって、経験上、そういう物語は高いレベルでまとまってる事が多いのです。

……最初からあまり褒めてしまうと、最後までやってクソゲーだったときに掌返しする事になりますが。とりあえず和は可愛い。眼鏡っ娘としては破格なぐらいに可愛い。声とかも良い感じ。一周目は和狙いで決まりだな。