思考する物語

昨日ネタにした『SFという信仰』というコラムの中で、稲葉氏はSFの「子供っぽさ」に言及していますけど、あわせて森下一仁氏のこのコラム


http://www2.ocn.ne.jp/~nukunuku/MyPage/SK1.HTM


を読んでみると面白いかもしれません。いや、「面白いかも」とか弱気なのは、長めだし難しめだし、ぶっちゃけ僕自身が途中から理解できてるか怪しくなってくるからなんですけどね(汗)。でも個人的には頷きまくりなのです。

つまりSFってのは、小さな子供が巨大な世界に触れる瞬間の驚きなのですね。その一つ一つの感動は、それぞれ生涯で一度きりだけ味わえる、未熟な子供だけの特権なのでしょう。僕なんかはすでにいい歳した大人なわけですが、それでも「まだまだ世界はセンス・オブ・ワンダーに満ち溢れているのじゃよ〜」とか思いたがってるあたり、やっぱり性根がガキなんでしょうね。