シンフォニック=レイン


まずはリセルシアED。小動物系の地味っ娘は好みなのです。作中、愛称(リセ)で呼ばれるのもいい感じ。しかしシナリオは狙いどころがよく判らんなー


以下バレ


かなり肩透かしだったのがグラーヴェ。中盤までは一本筋の通った良い脇キャラだったのに、結局はただの偏執的なおっさんで終わってしまったのが残念。「音楽に込められた作者の意図を再現しろ」とかのアドバイスは、僕は当然リセの持っていた楽譜と絡んで伏線になっているのだろうと思っていた。


しかし主人公はとうとう曲に込められたグラーヴェの「恋人への想い」を理解することはできなかったし(実際、主人公は演奏直前までリセの曲を、オリジナルの「恋人への想い」を綴った曲に手直しできなかった事を悔やんでいる)、グラーヴェもまた、主人公とリセによって綴られた「明日への希望」を理解することはできなかった。


この辺のシナリオの意図、描き手の狙いが全く意味判らん。ひょっとすると最初から意味など無いのかもしれないが、どうにも据わりの悪いシナリオで落ち着かない。なんつーか、僕的にはこのEDはバッドエンドっぽく感じてしまったなぁ。リセ自体は凄く可愛くてお気に入りなのに。もったいない…。


あと今の所アリエッタの存在感が皆無なのだけど、これは後半に巻き返すのだろう。たぶん。