Navel新作発表


Navelで新作が同時に2本発表されてたようですね。

俺たちに翼はない』 (原画:西又葵/シナリオ:王雀孫)
Tick! Tack!(仮)』 (原画:鈴平ひろ/シナリオ:あごバリア


……って、普通にあごバリアさんがNavelに復帰してるんだけど、やっぱ『SHUFFLE!』のライター(ロングキューブ氏)の中の人はあご先生だったんかいな? つーか、紹介で「『SHUFFLE!』ではメインのシナリオを担当した〜」って明言してるね。プリムラのシナリオとか明らかに『それ散る』のフォローだったし、「ああやっぱりそうだったのか」という感じですけど。


とにかく今回はライン分けた模様。『それ散る』(メインライター:王雀孫/サブ:あごバリア)の時は、王雀孫さんの遠回しな作風に、あごバリアさんの幾分ベタ過ぎる筆致が、それはそれで良いアクセントになっていたんですけど、基本的にはそれぞれ一人で書ききった方が統一感出るに決まってますしね。良いんじゃないでしょうか。


んで、詳細はPUSHの今月号でスクープ扱いになってるらしいので、早速買って読んでみましたよ。『おれつば』(←公式略称)の方ですが、以前に王さんが「企画が被った」とボヤいていた某ゲームというのは、どうもLeafの『天使のいない12月』だったみたいですね。以下、雑誌で紹介されたイメージテキストから抜粋。


これは“たとえば”の話だけど。
ある日、翼あるひとびとが
グレタガルドの白い空を埋めつくしたんだ。

天地の半ばに羽毛の舞う 雪花のごとく繽粉と
慈悲なき鏃の降りそそぐ 羽毛のまにまに繽粉と
燃える礫の降りそそぐ 羽毛のまにまに繽粉と

すげェ、全然わけわかんねぇ! でもなんかアートっぽいィィィ!


「繽粉」とか読めるかい? 「ひんぷん」って読むんだぜ! (※ 辞書で調べました)
「グレタガルド」って知ってるかい? ……うん、僕も判んないんだ! (※ ググってみたらノーヒットでした)


天使のいない12月』は「奇蹟なんてない」みたいなニュアンスでしたけど、ここでいう「翼はない」というのは、共同体とか共同幻想とかからの「はぐれ」みたいなニュアンスなのかな? 逆に共同幻想とかにとっての敵が「翼あるひとびと」なのかも。わかんね。ちなみに4章仕立てで、章毎に主人公も変わるゲームデザインらしいです。ってことは、4人のヒロインは各章で固定なのかなぁ。


Tick! Tack!(仮)』の方は低価格ソフトらしいです。つーか『SHUFFLE!』の続編というかファンディスクみたいな感じですけど、その辺は「新作」としてのこだわりがあるみたいです。「ネリネでコスプレ遊びをしてみたかった」とか、そういうストレートな企画? 結構ネリネ好きだから、こういうの嬉しいかも。ゲーム性とかもあるらしい。


同時発表だけど、たぶんこっちの方が早く出るな。
ひょっとしたら半年ぐらい差をつけるかもしんない。