ToHeart2


で、なんか一昨日の僕の文脈だと、結局るーこシナリオを褒めてるんだか貶してるんだかよく判んないかったかもしれないので一応補足。


当然ながら褒めてます。
キャラの好みはともかくとして、イリヤとか水月とか、ウチで取り上げるような話が好きな人ならけっこう気に入ると思いますね。っていうか誰だい、これ書いたライターは? デフォ買いしちゃるから名前を言いたまえよキミ。


(以下、少しるーこバレ)


で、「不思議」って何かというと、それは相対的に生み出されるものなのである。いわゆる「セカイ系」(※ 定義は曖昧です)で言うのなら、「世界」と「ボクのセカイ」の断絶に生み出されるのが「不思議」であり、SF的言葉で言うならセンス・オブ・ワンダーってやつである(当サイトで繰り返してきた主張であります)。


だから不思議ちゃんというのは、間違っても「なろうとするもの」ではない。相対的に「なってしまうもの」なのである。るーこちゃんはモノホンの不思議ちゃんであって、本人は自分が不思議であるという自覚などないし、るーに言わせればうーたちの方が不思議なのである。当然、最後のデートの場所となった遊園地は、「宇宙人にしては随分ありきたりだな」と思えたとしても、それは文化の壁を超えて非日常的空間であって、やっぱり楽しい思い出なのである。るー。


うん、こういうイベントの作り方できるライターさんは好きですね。でもサブキャラの動かし方には不満があるっつーか、僕のタマ姉はもっと気の利いた空気読める女です。まぁ、見せ場もあったけどね。